2011年06月27日

カセットプラント ファクトリー通信 vol.0003 バックナンバー 2007/10/24発行

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


カセットプラント ファクトリー通信 vol.0003  2007/10/24発行
         

               
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


●目次
  【1】青梅便り(1)
  【2】カセットプラント作品の歴史
  【3】今後の活動、展覧会情報
  

===================================
【1】青梅便り(1)
===================================
青梅で11月3日から開催される『アートプログラム青梅2007「出会いのより
しろ」展』。
それに関連して10月11日より行われているワークショップについて山口作子さん
(ファクトリー事務局メンバー)に語っていただきました。


          ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○


アートプログラム青梅2007「出会いのよりしろ」展

今年で5年目となる「アートプログラム青梅」。
今回【山口啓介+カセットプラントファクトリー】としてカセットプラント作品
を都立青梅総合高校の講堂に展示することになりました。
東京にあって青梅という緑豊かな土地柄に根ざした都立青梅総合高等学校は、ごく
最近まで都立農林高校という名称でよばれ、その歴史の一端は現存する講堂に色
濃く残されています。高校の協力を得てこの貴重な講堂の一部を生徒の皆さんと
共に「作品化」するため、校内でのワークショップが行われました。都立青梅
総合高校の敷地内には大きな農園があり、生徒さんたちは実習で野菜や花などを
栽培しています。今度の作品にはその農園で作られた草花も使わせていただきま
した。
放課後の時間を使ってのワークショップ。生徒の父兄の方や、一般のかたの参加
もあり現在進行中です。今では普段あまり使われる機会が少なくなった講堂に、
いつもと違った空間ができ、生徒さん、地域の方や観客の方の新しい出会いの
場所となることを願いつつ…11月1、2日はいよいよアーティストと一緒にカセット
プラントを講堂に設置する予定です。

青梅のカセットプラントボランティア 

「アートプログラム青梅」とは…
都心から1時間半ほどの距離にある西多摩青梅をベースに、継続的に発信する
アートプログラムとして、2003年に第1回展「温度差7℃」をスタートさせた。
エディター大橋紀生、参加作家は多摩在住の山口啓介、内田あぐり、望月厚介、
原田丕と帯広の池田緑の5名、テキスト鷹見明彦氏。代表原田氏による呼びかけ
によってアーティストが集まった。会場は、かつて織物の町として栄えた青梅
の記憶を残している、昭和初期の織物工場、旧都立繊維試験場、倉庫などの歴史
的木造建築群。
以降毎年、参加アーティストの呼びかけを広げながら展覧会を開催。
2004年 第2回展「風景の心電図」
2005年 第3回展「里山と在る」
2006年 第4回展「緑化する感性−街道を−読む」
第3回展より多摩地区に所在する近隣の大学の美術科の学生や美大の学生の参加に
より、地域との交流がさらに広がりをみせている。

===================================
【2】カセットプラント作品の歴史
===================================
『カセットプラント作品の歴史』

カセットプラント ファクトリーの活動を始めてから、カセットプラント作品の
成り立ちについて質問されることが多くなってきました。そのことで、これまで
カセットプラント作品に焦点をあてて振り返ることがあまりなかったことに
あらためて気がつき、この機会に一度カセットプラント作品の10年を振り返って
みたいと考えました。

今回は1997年以降、カセットプラント作品に関連のある展覧会をまとめ、その制作
形態の変化を次のように表記しました。

・山口啓介自身によって制作されたもの ⇒(山口作品)
・ワークショップとして企画され参加者によって制作されたもの ⇒(ワークショッ
プ)
・展覧会において山口自身によって制作されたものと、ワークショップが併催さ
 れたもの ⇒(山口作品 及びワークショップ)
・展覧会を重ねるたびに作品の規模が大きくなり、制作ボランティアの協力で制作
 されたもの ⇒(山口作品−制作ボランティアによる)
・カセットプラント ファクトリーの企画として、メンバーと制作ボランティアの
 協力で制作されたもの ⇒(カセットプラント ファクトリー)
*本文の●印は個展、○印はグループ展を表します

----------------
年譜
1997
●山口啓介展 Colony、ヒルサイドギャラリー、東京
(山口作品)
1998
●山口啓介展 触手、ギャラリー・ヒューベルトゥス・ヴンシック、
メンヘングラートバッハ、ドイツ
(山口作品)
●山口啓介展 colony2 系としてのアート、ギャラリーイデア、東京、
(山口作品)
○アート/生態系 美術表現の「自然」と「制作」、宇都宮美術館、栃木、
(山口作品)
●山口啓介展"近代日本の文学"、ギャラリーAPA、名古屋、
(山口作品)
1999
●山口啓介展"近代日本の文学"in Tokyo、ギャラリー池田美術、東京、
(山口作品)
●夏休み体験美術教室「カセットプラントをつくろう」、府中市生涯学習
センター、東京、
(ワークショップ)
2000
●体験美術教室「カセットの方舟」、宮崎県立美術館、
(ワークショップ)
○芸術と自然 若林奮・大久保英治・山口啓介 美濃加茂自然環境会議2000、
みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム、岐阜、
(山口作品 及びワークショップ)
2002
○ポータブル劇場 BOX ART展、高知県立美術館、
(山口作品)
●山口啓介展 植物の心臓、宇宙の花、西宮市大谷記念美術館、
(山口作品−制作ボランティアによる 及びワークショップ)
2003
○BOX ART
三菱地所アルティアム 、福岡、
(山口作品)
○大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003、松之山町陽広寺、新潟、
(山口作品)
●山口啓介展 空気柱 光の回廊、高崎市美術館、群馬、
(山口作品−制作ボランティアによる 及びワークショップ)
○温度差7℃ 、東京・青梅西分町に点在する歴史的建造物群、
(山口作品−制作ボランティアによる)
2004
●山口啓介展 被子植物の空気柱と蕊柱 、 fujikawa gallery / next、大阪、
(山口作品)
2005
●いのちを考える 山口啓介と中学生たち、伊丹市立美術館、兵庫、
(山口作品)
○福岡アジア美術トリエンナーレ2005、福岡アジア美術館、
(山口作品−制作ボランティアによる 及びワークショップ) 
 ブラックバーン市立美術博物館、ウォーター・ルー・パビリオン、イギリス、
(山口作品−制作ボランティアによる)
2006
○建築と美術−建築家・前川國男 生誕100年祭−、 弘前市民会館、青森、
(山口作品−制作ボランティアによる 及びワークショップ)
○大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006、三ツ山分校、新潟、
(山口作品−制作ボランティアによる 及びワークショップ)
2007
○食と現代美術 Part3、BankART1929Yokohama、神奈川、
(山口作品)
●山口啓介 睡蓮と地球図、国際芸術センター青森、
(山口作品−制作ボランティアによる 及びワークショップ)
●山口啓介 地球図素描 ギャラリー16、京都、
(カセットプラント ファクトリーとしてのワークショップ)
○「裏・アートマップ2007」京都芸術センター、
(カセットプラント ファクトリー) 

===================================
【3】只今開催中!/今後の活動、展覧会情報
===================================
【只今開催中!】

カセットプラント ファクトリー関連>>>

山口啓介関連>>>

◆コレクション3
会期:2007年9月29日(土)−12月2日(日)
会場:国立国際美術館(大阪・北区)
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html
☆展示作品:王の墓 1989年 エッチング

【今後の活動、展覧会情報】

カセットプラント ファクトリー関連>>>

●アートプログラム青梅2007「出会いのよりしろ」展
The 5th ART PROGURAM OME 2007
☆多摩・青梅地区において、美術大学・学生・行政との協働によって実施される
アートプログラム青梅市に点在する昭和初期の歴史的建造物を主な会場とし、
絵画、立体、インスタレーション作品を制作・展示するほか、シンポジウム、
アーティストトーク、アーティスト交流授業などを実施する。

「カセットプラント ファクトリー in 青梅 :都立青梅総合高等学校」
山口啓介+カセットプラント ファクトリー、アートプログラム青梅実行委員会
会期:2007年11月3日(土)〜11月25日(日)
会場:東京都立青梅総合高等学校講堂(東京・青梅市)
☆カセットプラント作品の展示

関連企画
⇒「カセットプラント ファクトリー in 青梅」
山口啓介+カセットプラント ファクトリーによるレクチャーとワークショップ
日時:2007年11月3日(土) 12:30−14:00
会場:東京都立青梅総合高等学校 A棟1階PRルーム(東京・青梅市)
  
⇒「カセットプラント ファクトリー in 青梅 :都立青梅総合高等学校」
山口啓介+カセットプラント ファクトリーによるワークショッププログラム
日時:2007年11月1日(木)〜11月2日(金)終日
会場:東京都立青梅総合高等学校(東京・青梅市)
☆昭和11年に建設された講堂の一部を使った作品を、期間中に都立青梅総合高
 等学校の生徒有志の皆さんと作家によって制作されます。
(制作ボランティア募集中です)

お問い合わせ:アートプログラム青梅実行委員会事務局 
Tel:042-554-4963
e-mail: office@art-program-ome.net
___________________________________

山口啓介関連>>>

●日印交流年事業
「消失点−日本の現代美術」展  

・デリー(インド)
会期:2007年10月12日(金)〜11月11日(日)
会場:ニューデリー国立近代美術館
☆山口の代表的な絵画作品及び新作絵画とカセットプラントを出品予定。
カセットプラントは「山口啓介カセット・プラント ワークショップ
(10月14日〜18日)」でデリーの人たちと一緒に制作される 。
・ムンバイ(インド)
会期:2007年11月21日(水)〜12月15日(土)
会場:プロジェクト88
☆初期の大型版画作品など展示予定
事業企画:国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/exhibit/contemporary/vanishing_pointsl.html
___________________________________

●CAPARTY no.28 the livingroom/リビングルーム
 〜C.A.P.メンバーがプロデュースするちょっと特別な18のリビングルームの過
ごし方〜

『オール・アバウト・YAMAGUCHI Keisuke〜山口啓介さんと過ごす午後』
日時:11月10日(土) 13:00〜16:00 (作品・資料の展示紹介)/16:00〜18:00 (トー
ク)
ゲスト:山口啓介(美術家)
トークのお相手:加藤義夫(インディペンデント・キュレーター)、坂上しのぶ(ギャ
ラリー
16)
協力:カセットプラントファクトリー事務局(山口作子)
ホステス:大野裕子
参加費:トークの時間のみ 当日¥1000/予約900円(1ドリンク付)

【the livingroom/リビングルーム】
日時:2007年10月12日(金)〜11月18日(日) 毎週末の金土日開催
場所:CAP HOUSE   旧神戸移住センター 神戸市中央区山本通3丁目19-8
主催:C.A.P. (特定非営利活動法人 芸術と計画会議)
助成:財団法人アサヒビール芸術文化財団、C.A.P.サポーティングメンバーシップ
メセナ認定事業
神戸ビエンナーレ連携事業

【予約と問い合わせ】C.A.P.(特定非営利活動法人芸術と計画会議)
Tel&Fax: 078-230-8707
e-mail: caphouse@cap-kobe.com
詳しくはCAP HOUSEのホームページをご覧ください。 http://www.cap-kobe.com/hou
___________________________________

●ヒルサイドフォーラムリニューアル企画
「ヒルサイドギャラリ−〜新たな出発にむけて」
会期:2007年11月6日(火)−18日(日) 11:00−19:00 月曜休廊
会場:ヒルサイドフォーラム(東京・渋谷区)
http://www.hillsideterrace.com/index2.html
___________________________________

●文化庁芸術在外研修制度40周年記念  
「旅」展 ―異文化との出会いそして対話―
会期:2007年12月15日(土)−2008年1月28日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・港区)
http://www.nact.jp/

-------------------------------------------------------------

編集   カセットプラント ファクトリー通信編集部 
発行   カセットプラント ファクトリー事務局
お問合せ info@cp-factory.sakura.ne.jp


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
copyright(C)2007 カセットプラント ファクトリー All right reserved.




   




posted by cpf at 03:47| Comment(0) | ファクトリー通信

2011年02月20日

カセットプラント ファクトリー通信 vol.0002 バックナンバー 2007/08/25発行

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


カセットプラント ファクトリー通信 vol.0002  2007/08/25発行


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


●目次
  【1】京都便り(2)
  【2】アートなほっとたいむ −山口作子さんに聞く(2)−
  【3】今後の活動、展覧会情報
  
===================================
【1】京都便り(2)
===================================
京都で開催された「裏アートマップ2007」に参加したカセットプラントファ
クトリー。
展覧会についてギャラリー16の坂上しのぶさん(ファクトリー事務局メンバー)
に語っていただきました。

          ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

誰でもが、地図を片手に、京都市内の現代美術画廊の
今イチオシのアーティストの展覧会をめぐることができる
「京都アートマップ」。

現在京都アートマップは2年に1回の開催です。
そのはざまの年には「裏アートマップ」と題し、
京都芸術センターの場にギャラリーが集結し、
約3週間展覧会が開催されます。

京都芸術センターは京都の中心に位置しており、明倫小学校という
元小学校の校舎を再利用しています。 http://www.kac.or.jp/
この小学校がある地域は「室町」地域とよばれています。
京都の文化は、昔から町衆の手によって支えられてきました。
室町は着物問屋の町です。
有名な祇園祭もこの室町地域を中心に、町衆の力によって発展しました。

この明倫小学校は京都市立の小学校ですが、つくったのは、京都市(行政)ではな
く、町衆です。
町衆は自分達の子弟を教育する場としてのこの小学校に、多額の資金をつぎ込み、
町ぐるみで子供を育てる体制を何百年も前から築いてきました。


土地の値段が上がったこと、少子化がすすんだことで、
この明倫小学校もやむなく廃校となりましたが、
愛情がこめられたこの小学校を閉鎖させてしまうのを惜しむ声は多く、
芸術センターとして再出発をすることになりました。

この芸術センターはそんないきさつのある場所です。
ギャラリー空間があり、そこではアーティストが発表する場があります。
校庭はテニスやゲートボールをするひとたちがいつも利用しています。
各教室は劇団の人の練習場、アーティストのアトリエ、図書室、レストラン
として使われています。
レストランは安くておなかいっぱいになるようなメニューがあり、
地域の人が目的がなくともふらりと立ち寄る、街角のような雰囲気があります。

今年の裏アートマップは6月5日〜24日に開催されました。
ほかのギャラリーは、ギャラリー空間でアーティストの作品を展示するという
割と普通のことをしていましたが、私達のギャラリーは、
[カセットプラント in 京都「元明倫小学校」]と題し、
明倫小学校の廊下の窓ガラスにカセットプラントを約3000個(かな?)
貼りました。

−−−−−−−
来年の京都アートマップのテーマは「京都美定書」というものです。
これは京都議定書をもじったタイトルです。
環境の問題は、いまや連日テレビでも取り上げられ、
政治や経済の分野においても世界レベルでの取り組みがもとめられている、
いま一番の重要課題です。
現代美術は、そういうわたしたちが生きて、私たちをとりまいている
たくさんの矛盾や問題とともに存在しています。
アートもそういう問題と深く関わりあいながら進むべき道を探っています。
カセットプラントを通して窓から差し込んでくる光や美しさに心をかたむけ、
普段のいそがしい日々とはちがう時につつまれてもらえたら、、、
そしてそこから、私たちが社会のなかでいかに生きて行くべきか、
そんなことを考えるきっかけになってくれたら嬉しく思います。
−−−−−−−

上記の文章はカセットプラントの横にひっそりと書いたテーマです。
会場は約4500人のお客さんが訪れ、
各メディアにも多く取り上げられました。
この展示によって何が起こったか。
それはまだ見えていません。

何気ない日常のなか、
たとえば、電車のホームにすずめがチュンチュンさえずって遊んでいるとき
仕事にいくサラリーマンたちの顔には自然と笑みがうかびます。
人間を取り戻す瞬間というのは、実はそういうあたりまえの日常のなかの自然、
破壊されていない自然や良心に接するときにあります。
そういう感覚が、今回のカセットプラントにはあっただろうと私は思います。

                       ギャラリー16 坂上しのぶ

===================================
【2】アートなほっとたいむ −山口作子さんに聞く− (2)
===================================
カセットプラント ファクトリーの活動や芸術について様々な方と対談する
《アートなほっとたいむ》
前回に引き続き山口作子さんにお聞きしました。

          ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

編集部:カセットプラント作品はカセットケースを作品の素材としています。
それを使って『カセットプラント』という美術作品に発展させたのは
山口啓介さん独自の発案によるものです。
カセットプラント作品が生まれたいきさつを教えていただけますか?

作子 :カセットプラントが生まれたのは偶然なんですが、あるきっかけが
    ありました。当時山口はドイツ滞在中で、代官山のヒルサイドギャ
    ラリーでの個展のために「自立式絵画(コロニーシリーズ)」を制作
    中でした。絵画は通常壁にかかっているものですがコロニーは衝立の
    ように床に立っている「絵」でした。その絵の横に、樹脂や蓮の実、
    蜂の巣などを入れて取り付けるために、適当な大きさの透明のBOXを
    探していて…そのとき、たまたまアトリエの机の上にあったカセット
    ケースに、樹脂や植物を試しに入れたりしていたんです。結局、
    「自立式絵画」にサイズが合わずカセットケースは使いませんでし
    たが、カセットケースに入れた樹脂や植物には別のおもしろさがあり
    ました。そして1997年ヒルサイドギャラリーでの個展の際に初め
    てカセットプラント作品が「自立式絵画」とともに発表されました。

編集部:カセットプラント作品発表以降、さまざまな場所でワークショップが
    開催されていますね。

作子 :初めてワークショップを行ったのは、府中市美術館開設準備室の企画
    によってでした。これは宇都宮美術館での『アート生態系』という
    展覧会に展示されていたカセットプラント作品を見た準備室の方から
    ワークショップ開催の提案があったのです。

編集部:宇都宮での『アート生態系』展は1998年でしたね。

作子 :はい、そうです。

編集部:そのころの美術におけるワークショップの状況はどういったもの
    だったのでしょう?

作子 :その当時美術館でのワークショップが各地で広がり始めた頃だったの
    だと思います。山口にとってもワークショップは初めての経験で、
カセットプラントでワークショップをするということはあまり考えて
いなかったと思います。

編集部:カセットプラントの準備はかなり大変なのではありませんか?

作子 :展示の規模や内容によっても違ってくると思いますが、基本的には
    数が多ければ多いほど大変です。

編集部:去年の越後妻有アートトリエンナーレ2006では大規模な作品を
    発表され好評を博しました。あれぐらいの規模になると一層大変
    だったでしょうね?

作子 :2ヶ月間現地に滞在して1万個以上のカセットケースを設置しました。
大地の芸術祭ボランティア「こへび隊」のサポートを得て作品を完成
させることができましたが、山口の作品としては最大規模のものと
    なったのでかなりの時間と労力がかかりました。この経験から、
    カセットプラントを作家自身の作品としてのみやっていくのには限界
    が見えた気がしました。

編集部:今春のACACで開催された『睡蓮の地球図』でのカセットプラント作品
制作では、ワークショップ参加者とボランティアの方々の協力で作品
    制作がスムーズにいったとお聞きしています。このことは、山口さん
    とワークショップ参加者、ボランティアの方々との協働による新しい
    制作形態の可能性を感じます。ファクトリーもそのような形態をめざ
    してやっていくわけですか?

作子 :はい。実際ある段階まではボランティアの協力で成り立っていますし、
    このボランティアの人にやってもらっている作業を毎回続けてやって
    もらえるような仕組みができたらいいなーと。これが私の中で少し
    ずつ芽生えていたカセットプラント ファクトリー」の原型のような
    ものかもしれません。
    私にとって大きな後押しとなったのは、カセットプラント制作を通
    してたくさんの人と出会ったことでした。

編集部:そういう意味で「ワークショップ」は有意義なことですね。参加された
    方が作家とともに一つの作品を完成させるということは、"共感・協働"
    という心のつながりもできていくと思います。

作子 :カセットプラント作品は、「山口啓介の作品としてのカセット
    プラント」と「ワークショップとしてのカセットプラント」と2つに
    分けています。ワークショップでは(ここでいうのは一般の参加者
    を対象としたもの)カセットケースという小さな「箱」に花を入れて
    いきますが、この「箱」の中に参加者は自分の箱庭を作っていきます。
    1つのカセットケースの中にその人なりの世界が出来上がります。
    それはそれで1つの作品として面白いものがありますが、次の段階
    でそのカセットを窓ガラスに貼ることによって、他の人たちとのコラ
    ボレーションがうまれます。たくさんのカセットが積み重なって1つ
    の大きな作品になり、また別の世界が広がっていきます。そういった
    美術的体験はワークショップならではという気がしますね。
    また、「作家と私」に分けることによって見えてくるもの、芸術って
    何だろうという問いかけが生まれてきます、そこで参加者の方がどん
    なことを体験したり、感じたりされるのかとても興味深く思ってい
    ます。

編集部:私も一度ワークショップに参加しましたが、カセットケースを単体
    で観る時と、作品に構成された時とでは全く違う表情になります
    よね。細胞がつながって一つの固体="新たな生命"が生まれてゆく…。
    そんな印象を強く感じました。
    もう一つ強く感じたことがあるんです。

作子 :それは何ですか?

編集部:今までは鑑賞者の眼でのみ作品を観ていたのですが、ワーク
    ショップに参加したことによって「制作者の眼」でも観るように
    なり見えてきたものがありました。山口さんの作品のすごさという
    ものをあらためて実感した気がします。
    それでは最後に今後のカセットプラント ファクトリーについて
    お聞かせください。

作子 :カセットプラント ファクトリーの今後の活動については、様々な
    可能性を期待しています。ファクトリーとしても単なるサポートに
    留まらずいろんなアイデアを出したり、時には独自に企画をたてたり
    ということも考えられるとおもいます。実際に、青森、京都では
    いくつかのことが実現しています。
    まずは、サポート体制を整えながらその可能性を探っていきたいと
    思っています。それと、カセットプラント作品を通して社会とどの
    ように関わっていけるかということも考えていきたいです。

編集部:本日はありがとうございました。今後の作品展開を期待しています。


===================================
【3】只今開催中!/今後の活動、展覧会情報
===================================
///只今開催中!///
◇ヨッチャンの部屋vol.3「現代美術芸術家列伝」展
「The Life and Work of Contemporary Artists」

会期:2007年8月20日(月)〜31日(金)13:00−19:00 日曜休
会場:大阪造形センター(OZC)(大阪・北区)
問い合わせ:TEL 06-6372-9781
http://www.ozczokei.com/
☆インディペンデント・キュレーター加藤義夫氏主宰の「加藤義夫芸術計画
室」開設10周年記念個展。山口の他、芸術家24名の作品も展示される。

///今後の活動、展覧会情報///
●「消失点ー日本の現代美術」展

会期:2007年10月12日(金)〜11月11日(日)
会場:ニューデリー国立近代美術館(インド)
☆山口の代表的な絵画作品及び新作絵画とカセットプラントを出品予定
(詳細は後日、インフォメーションにて)


●11月には今年で5回目になる「アートプログラム青梅2007」
  にカセットプラント作品で参加予定
(詳細は後日、インフォメーションにて)


-------------------------------------------------------------

 編集   カセットプラント ファクトリー通信編集部 
 発行   カセットプラント ファクトリー事務局
お問合せ info@cp-factory.sakura.ne.jp


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
copyright(C)2007 カセットプラント ファクトリー All right reserved.

posted by cpf at 22:07| Comment(0) | ファクトリー通信

2011年01月18日

カセットプラント ファクトリー通信 vol.0001 バックナンバー 2007/06/18発行

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


カセットプラント ファクトリー通信 vol.0001   2007/06/18発行


山口啓介氏が独自に考案し様々なバリエーションに展開してきたカセットプラ
ント作品は、そのアート性を高く評価されてきました。
カセットプラント ファクトリーは、その手法と技法を継承するために組織さ
れた新たな形態(ワークショップ方式のオーディエンス参加型)の制作ファク
トリーです。今後、カセットプラント作品のアート性を展開しつつ、現代美術
の意味と可能性を追究していきます。

                
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ファクトリーメンバーの皆様、はじめまして。
カセットプラント ファクトリー事務局メルマガ編集部よりメールマガジン
vol.0001をお届けします。
日本各地へ、その活動を広げようとしているカセットプラントファクトリー。
そのメンバーである皆様の情報交換、交流の場になればという思いから
メールマガジン『カセットプラント ファクトリー通信』発行になりました。
今後、ファクトリーの活動や展覧会情報、メンバーの近況などをリアルタイム
にお届けできればと思っています。


●目次
  【1】青森便り
  【2】アートなほっとたいむ −山口作子さんに聞く−
【3】京都便り 
  【4】只今開催中 

===================================
【1】青森便り
===================================

青森で開催された山口啓介氏の個展でのカセットプラント制作の様子や感想
を、ファクトリーメンバーの花田しのぶさんに語っていただきました。

          ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

「睡蓮の地球図」展 於:国際芸術センター青森 


4月21日から5月20日まで、青森市の国際芸術センター青森(ACAC)で行われた
「睡蓮の地球図」展は、「おそらくセンター始まって以来の入場者数だろう」
(センタースタッフ談)というくらいたくさんの方々に足をお運びいただき、
盛況のうちに幕を閉じました。
センターには、ギャラリーA とBの2つのスペースがあり、Aでは絵画および版画
作品、Bではカセットプラントの展示を行いました。
ACACには、AIRS(アーティストインレジデンスサポーターズ)というボランティ
アサポーターの組織があります。
今回のカセットプラントの展示にあたっては、AIRSメンバーを中心に、3月中旬
から約一ヶ月間、週2回センターに集まって、花の乾燥作業に励みました。

作業手順は、
1.集まったお花を、カセットケースに入る大きさに切る。
2.タッパーなどの容器にシリカゲルを敷き詰め、そこに花を入れ、さらに花が
隠れるようシリカゲルをかける。
3.3〜4日経って、シリカゲル(元の色は青)が花の水分を吸って白っぽくなった
 ら花を取り出す。
4.小さめの衣装ケースに、薄葉紙を敷き、乾燥した花を収納する。
5.水分を吸収して変色したシリカゲルは、青くなるまで鍋で炒って再生する。

このような作業を毎回繰り返しました。

P1010019.JPG

4月初旬、山口さんご夫妻が到着してからいよいよカセットケースに花を詰める
作業が始まりました。
「一つのケースに一つ花を入れる」というのは非常に単純な作業だと思っていま
したが、展示したときにどう見えるかということを考えると、花の向きをあっち
にやったりこっちにやったり、結構時間がかかりました。
そして最終的に3400個程のカセットプラントを作りました。

カセットプラントの展示を行ったギャラリーBは、池に面した壁面が一面ガラス
張りで緩やかな弧を描いています。
色や花の種類、花の向きが重ならないようにどのような順番で貼り付けるか、
一度テーブルの上に並べて確認してから、ガラス面に貼り付けはじめました。
ここで、全く予想していなかったことなのですが、ガラス面の幅がカセットケー
スの幅とぴったりであることに気づきました。
つまり、少しでもずれると予定の数が収まらなくなるということで、端から慎重
に貼り付けていきました。

P1010035.JPG

作業初日、まだ下から1メートル程度しか貼れずに作業を終えて外から眺めてい
ると花の色に導かれたのでしょうか、一羽の小さな蝶がカセットプラントに近
づいていく姿を見つけて驚きました。
カセットプラントの色彩の美しさは、蝶も本物の生花と見紛うほどであったの
でしょうか?

P1010075.JPG

今回は、期間にして約1週間、全部で2850個のカセットプラントを設置しました。

P1010041.JPG

また、展覧会が始まる前に、一般市民の方々を対象にカセットプラントのワーク
ショップも行いました。
こちらでは、乾燥した花の他に生花も使い、一つのケースに一つの花ではなく、
参加者の方々に、自由に詰めていただきました。
花芯をとって花びらだけを入れたり、ビーズなどの花以外の材料も一緒に入れ
たり種類は異なるけれど同じ色味の花を詰め込んだり・・・
約300個の様々なカセットプラントが出来上がり、それらはギャラリーBの側面の
ガラスに貼り付けられました。

それから、「観客の皆さんにじっくり座ってみて欲しい」という館長の提案で、
ギャラリー内に透明のアクリルチェアを7脚置きました。
しかし、その背もたれと座面裏にもカセットプラントを貼り付けたせいか、椅子
も作品と思われることが多く、その椅子に座って鑑賞しているお客様の姿を見か
けることはほとんどありませんでした。

P1010058.JPG

花が題材ということもあり、準備やワークショップに参加された方は大部分が女
性でしたが、約1ヶ月の会期中、熱心にご質問なさるのも女性が多かったのが印
象的でした。

時間帯や天気によって、外の池の水面がカセットプラントを通してギャラリーの
白い壁面に波形の影を描いたり、逆に池の水面にカセットプラントがまるで教会
のステンドグラスのように写りこんでいたり、恐らく当初は予想し得なかったで
あろう様々な現象が起こり、それもまた、観るものの心を深く捉えました。
ガラス面の幅がカセットケースの幅とぴったりだったことや、「水晶宮」という
作品の生み出す美しさとギャラリー空間との結合を考えると、この建築は、カ
セットプラントのために作られたのではないかと錯覚するほどで、サイトスペシ
フィックの意味を「場所(空間)の唯一性」とするならば、作品と空間が非常に有
効に結びついて、「今ここでしか感じ得ない」(ACACのこの空間に身を置かなけ
れば味わえない)独特の調和を生み出していました。

P1010057.JPG

テレビやカタログではなく、初めてカセットプラントを目前にした私の個人的な
感想を述べさせていただくならば、確かに「花」という素材は綺麗であり、3000
に近い数のカセットプラントが並ぶ様は単純に「同種のものが大量にあることが
生み出す美しさ」を感じずにはいられないのですが、同時に「カセットケースの
中に封じ込められている花は永遠」、対して自分の存在は有限、「続くものと限
りのあるもの」、時間のもつはかなさ、悲しさといった命題に真摯に対峙してい
く姿勢が求められているようにも感じました。

カセットプラントはどのような場所、どのような形態(平面であれ立体であれ)
で行っても、その場所、その時間、それぞれの空気を生み出す可能性がある作品
だと思います。

今後の展開がとても楽しみです。

花田しのぶ



===================================
【2】アートなほっとたいむ −山口作子さんに聞く− (1)
===================================
カセットプラント ファクトリーの活動や芸術について様々な方と対談する
《アートなほっとたいむ》
今回は、山口作子さんに青森での様子をうかがいました。

          ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

編集部:作子さん、青森での山口氏の個展、お疲れ様でした。
    
作子 :ありがとうございます。
    おかげさまで無事に終えることができました。
    入場者数も、これまでの展覧会の中で一番多かったそうです。

編集部:それはすごいですね。
    カセットプラント作品を現地の方と一緒に制作されてどうでしたか?

作子 :はじめはボランティアの方々の人数も少なかったのですが、日がたつ
    につれ参加者が増えていきました。
    そして、私たちが青森入りした時には、何もしないでいいぐらい制作
    準備が整っていて、その後も自分たちで率先して制作してくださった
    ので、とても助かりました。
    また、今回の山口のドローイング作品はかなりの規模のものだった 
    ので、どうなるか?と思っていたのですが、弘前大学卒業生やたくさ
    んのボランティアの方々が山口の制作に協力をしてくださったので、
    個展開幕に間に合いました。
    ホント皆さんに感謝です!!

編集部:ブログを通して参加した方もいたとか?

作子 :そうなんです。関西に住むwaojouさんの紹介で、青森に住むアリルさ
    んが制作に参加してくださって、ワークショップや個展の模様を自分
    のブログ(アリルの生活⇒http://ariru2006.blog64.fc2.com/)に
    載せてくれたんです。それを見た何人かの青森在住の方が制作に参加
    してくれたりブログで紹介してくれたりしてどんどん人の輪が広がっ
    ていったんですよ。ブログでこんなに広がるとは思いませんでした。
 
編集部:人のつながりっておもしろいですね。
    アーティスト・トークとコンサート「夜会」でリュートを演奏された
    鎌田紳爾さんも、ファクトリー事務局の折谷さんの紹介だそうです
    ね。

作子 :折谷さんは様々なネットワークを持っていて、その関係で鎌田さんを
    紹介していただきました。
    ライトアップされたカセットプラントをバックに音楽を聴かせていた
    だきました。それはもう、幻想的な世界が広がっていましたよ。 

編集部:制作に参加された方は山口夫妻の素敵な人柄に触れ、皆、二人の大 
    ファンになったと聞きましたよ。
 
作子 :そう言っていただけると大変うれしいです。ちょっと照れます(笑)
    でも、参加された皆さんの人柄が素敵だったの
    で、私たちも気持ちよく青森で過ごすことができたんですよ。今でも
    連絡を取り合っている方もいるぐらい、親しくなった方がたくさん
    できました。

編集部:“素敵”な人の所に“素敵”な人が集まり“素敵”な作品が出来たん
    ですね。“素敵”です!(笑)

                              続きは次回へ


G-B.JPG

アーティスト・トークとコンサート「夜会」でリュートを演奏された 鎌田紳爾氏


===================================
【3】京都便り 
===================================
今京都ではカセットプラント ファクトリーが参加している「裏・アートマッ
プ2007」が開催中。

会場の京都芸術センターは、展覧会を観にくる人、ワークショップにくる人、
資料を調べにくる人、休憩にくる人、ランチを食べにくる人(館内にある「前
田コーヒー」のランチがおいしい!)など様々な人が行き交います。作品の展
示場所が図書室前廊下の窓ということもあってか、「いろんな人が作品をみて
“きれいだ”と喜んでくれています。カセットプラントをいろんな人に知って
もらういい機会になればいいですね。作品を観る人がみな幸せな表情になって
くれているようでうれしいです。」とギャラリー16の坂上さんはおっしゃって
います。
今回使用したカセットテープケースは2100個。芸術センターのボランティアの
人、チラシをみて参加した人、芸術センターが小学校だった頃の卒業生のファ
ミリーなど様々な人の手によってガラス窓が飾られました。

★関西に住むwaojouさんが関連ワークショップ《カセットプラント in 京都
「元明倫小学校」》に参加した模様を自分のブログにアップされています。 
      ⇒ http://keitaisyugyou.blog45.fc2.com/

===================================
【4】只今開催中!
===================================
◇「裏・アートマップ2007」
   2007年6月5日(火)〜24日(日)
   京都芸術センター ギャラリー北/南、その他

             
◇「山口啓介−地球図素描−」
   2007年6月12日(火)〜23日(土)
   ギャラリー16 京都市左京区岡崎円勝寺町1-10スクエア円勝寺2F
          TEL:075(751)9238  HP:http://www.art16.net/
   

ギャラリー16 HPより 

京都芸術センターで開催される裏アートマップ展(京都の現代美術画廊があつまり、
それぞれが推薦する作家の作品が京都芸術センターに集結)に、ギャラリー16からは
カセットプラントファクトリーが出品いたします。これは、アーティスト山口啓介が
発案したカセットプラントが作家の手をはなれ、誰もが参加できるワークショップの
よう形態でひろがりを持とうとしているグループです。これにあわせ、ギャラリー16
では、そのカセットプラントを発案した山口啓介展を開催致します。

ーーーーーーーーーーーーーーー

山口啓介は1990年代前半に発表したエディションを重ねられるようないわゆる典型的
な版画の枠を大きく越えた巨大な組み合わせによる銅版画作品で注目を集め、以降精
力的な活動を続ける作家です。その後版画の枠を越え、絵画やインスタレーションな
どで宇宙の広がりを想起させるような壮大な作品を発表、展開し、関西では、2002年
には西宮市立大谷記念美術館で大規模な個展が開催されました。
精力的に作家活動を展開しており、現在では青森芸術センターで山口啓介展が開催さ
れております。

山口作品では、最近では、植物の葉花などをカセットテープのケースに入れ、それを
樹脂で固め積み重ねていき作品にした「カセットプラント」が知られています。
今回は、青森で発表される、絵画と新作の木版画が展示される予定です。

                            
                            

----------------------------------------------------------------------
●編集後記:編集長のつぶやき 

私がはじめてカセットプラント作品を観たとき、ガラス壁に設置されていた
こともあって、外光を引き込みながら美しく発光する“ステンドグラス”
と印象を持ったことを覚えている。その後、平面、立体と様々な形状や規模の
カセットプラント作品を観るたび、そこから発せられる不思議な“命の輝き”
をつねに感じてきた。
ファクトリーの活動が今後どのようになっていくのか、どんなかたちになって
いくのかはまだわからないが、カセットプラント ファクトリーの活動を通じ
て私が感じたような想いを、あるいは作品を観た人の心に何かが生まれたなら
うれしく思う。

----------------------------------------------------------------------
 
 編集   カセットプラント ファクトリー通信編集部 
 発行   カセットプラント ファクトリー事務局
 お問合せ info@cp-factory.sakura.ne.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
copyright(C)2007 カセットプラント ファクトリー All right reserved.
posted by cpf at 19:28| Comment(0) | ファクトリー通信